ショットブラスト加工のメリットや流れ 素材に合わせて使い分ける大型・小型装置

ショットブラスト加工の対応が可能な業者をお探しでしたら、株式会社SKブラストにお任せください。ショットブラスト加工は金属加工においては定番の方法です。素材の種類・状態などによって大型・小型機器を使い分けたりするなどニーズによって加工法の繊細な調整もできます。まずは、他のブラスト加工とどのような点が異なるのか、独自のメリットを確認してみましょう。

ショットブラスト加工のメリット~素材に合わせて使い分ける大型・小型装置~

ショットブラスト加工のメリット・大型・小型装置とは? - ショットブラスト加工は「株式会社SKブラスト」

ショットブラストとは、研磨剤などを空気や遠心力で素地に吹き付け、サビなどを除去する加工方法です。主にメッキの前処理に使われることが多いです。

ショットブラストの具体的な加工方法は、まずモーターの動力を使って、羽車(ブレード)を高速で回転させ、送り込まれた研削材を噴射して様々な表面処理をします。

ショットブラスト装置には「テーブル式ショットブラスト」「ドラム式ショットブラスト」「ゴムエプロン式ショットブラスト」「ハンガー式ショットブラスト」などあり、大型のタイプもあれば小型のタイプもあります。

どんな素材の表面処理を行うかで、大型・小型どちらの装置を使うかが決まります。ショットブラストのメリットは、砂を吹き付けるサンドブラストや空気の圧力で噴射するエアーブラストに比べて、少ないパワーで研磨剤を吹き付けられる点です。

また、サンドブラストと比較すると、大量の研磨剤を一気に噴射できるので、一度に大量の部品に使える点もショットブラストのメリットといえるでしょう。比重が大きい研磨剤を使用することで、短時間に効率よく噴射できるメリットもあります。

株式会社SKブラストでは、大型・小型ブラスト装置を用いて、公共事業に使用されるブロックなどのショットブラスト加工はもちろん、サンドブラストやバキュームブラストにも対応いたします。金属のサビ落としや防錆塗装をショットブラスト加工で検討されている場合は、ぜひ株式会社SKブラストをご利用ください。

ショットブラスト加工の流れ

ショットブラスト加工の流れ

ショットブラスト加工では、装置を大型にするか小型にするかも大切ですが、全体の流れを把握しておくと、工事の日取りも調整することができます。

ショットブラスト加工が必要になるのは、対象となる鋼材にミルスケール(鉄の酸化物)が付いている場合です。このときにミルスケールを除去しておかないと、境界に錆が付着してしまうので、ショットブラストで除去が必要になります。

以下に、ショットブラスト加工の基本的な流れをご紹介します。

  1. 小さな研磨剤を用いて、ショットブラスト装置から高速で金属の表面に投射します。
  2. ミルスケールやそのほかの異物をショットブラストで除去します。研掃材の衝撃により、鉄の表面に小さな凸凹が形成されます。
  3. 表面の塗装をします。ショットブラスト加工後なので、時間が経っても塗装が剥げなくなり、表面の凸凹の力で鋼材との密着度も高まります。

ショットブラスト加工をすると、塗装が剥げにくくなり、金属が長持ちするようになります。そのため、長期間塗膜の保護が必要になる工事などで使われていることが多いです。ショットブラスト加工が施されている工事の種類には「橋梁」「造船」「電力プラント」「LNGタンク」「海洋構造物」などがありますが、どれも外観を保つことが必要な建物ばかりです。

ショットブラスト加工をしないで塗装をすると、錆びの上から塗装することになり、塗装がすぐに剥げてしまい長持ちしません。多少費用がかかったとしても、塗りなおしの手間を考えれば安いものです。表面塗装の際には、ぜひショットブラスト加工をご検討ください。

>> ショットブラスト加工など、施工事例について

ショットブラスト加工の安全対策と注意事項を徹底解説

ショットブラスト加工は、金属のサビ除去や表面処理に効果的な方法ですが、その作業には一定のリスクが伴います。適切な安全対策と注意事項を守ることで、事故やトラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、ショットブラスト加工における基本的な安全対策と注意事項について詳しく説明します。

まず、作業者の安全を確保するために、適切な個人防護具(PPE)の使用が不可欠です。ゴーグルやフェイスシールド、耳栓、防塵マスク、手袋などを着用することで、飛散する研磨剤や大きな音から作業者を保護します。また、作業環境そのものの安全性も重要です。作業場は十分な換気が確保されていることが理想で、換気システムを導入することで有害な粉塵やガスの蓄積を防ぐことができます。

次に、ショットブラスト装置の適切な操作方法を理解し、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。装置の取扱説明書をよく読み、操作手順を確実に守ることで、誤操作や故障を防ぐことができます。また、定期的な点検とメンテナンスを行い、装置の性能を維持することも大切です。特に、研磨剤の供給システムやフィルターの清掃など、細かな部分までしっかりとチェックすることが求められます。

さらに、作業中のコミュニケーションも重要です。チームで作業を行う場合は、お互いの位置や作業内容を把握し、緊急時には迅速に対応できるようにしておくことが必要です。無線機やインカムなどを使用して、常に情報を共有することが望ましいでしょう。

最後に、緊急時の対応策を事前に講じておくことが不可欠です。火災や爆発などの事故が発生した場合に備えて、消火器や避難経路を確認し、緊急連絡先を明示しておくことが求められます。また、定期的に避難訓練や緊急対応訓練を実施し、作業者全員が適切に対応できるようにしておくことも大切です。

ショットブラスト加工の安全対策と注意事項を守ることで、作業環境の安全性を高め、効率的かつ安全に作業を進めることができます。安全第一を念頭に置き、常に最新の情報と技術を取り入れて作業を行うことが求められます。

>> 株式会社SKブラストのショットブラスト加工について

金属のショットブラスト加工で表面塗装が長持ち!業者への依頼なら株式会社SKブラスト

ショットブラスト加工は、表面の塗装を長持ちさせるための工法です。サビなどが付着した上から塗装すると、内側からサビが発生してしまいますので、長期間保てないなどのデメリットがあります。その点、ショットブラストは先にサビなどの汚れを落とすため、塗装も長持ちします。

株式会社SKブラストでは、公共事業に使用されるブロックなどのショットブラスト加工をはじめ、サンドブラストやバキュームブラストなどのブラスト処理・加工を行っております。ショットブラスト加工では、金属の種類や状態に合わせて大型・小型ブラスト装置を選定いたします。金属のサビ落としや防錆塗装を検討されている方は、株式会社SKブラストへぜひご相談ください。

ショットブラスト加工の依頼は株式会社SKブラストにお任せを!

会社名 株式会社 SKブラスト
住所 〒960-1636 福島県相馬郡飯舘村前田古今明220
TEL 0244-42-1083
FAX 0244-42-0584
URL https://sk-blast.com/
設立 2019年6月21日 法人化
代表者
  • 代表取締役 佐藤 健太
資本金 300万円
事業内容 公共事業に使用される海岸消波ブロック、護岸ブロック、ブロック二次製品の金属型枠のショットブラスト・サンドブラストを利用した錆落とし、防錆塗装並びに保守を主なサービスを行っております。新たに導入した移動型循環式ブラストにより構造物(橋梁、インフラ設備、プラント設備(発電所))での作業が可能となりました。またテトラ関連の雑貨品の販売をはじめました。

パートナー企業募集

詳しくはこちら

電話でのお問合せ 電話:0244-42-1083 Webからの お見積り・お問い合わせ